社内講師(社内トレーナー)を任命する

社内講師の人選したら意義を伝えよう

人材開発内製化を成功させるために重要なカギのひとつが「社内講師(社内トレーナー)」の育成です。恐らくほとんどの社員が任命されても自信はなく混乱します。

社内講師を選ぶ要件

まず大前提として「スーパーマンはいません」はじめから理想像を高めすぎないようにしましょう。また、単に業績が優秀とか、話が上手などだけで決めずに総合的な判断が必要です。

社内講師の要件は以下のようなものがありますが、重要な判断基準ですのでそれぞれの企業で最適な要素を決めましょう。

・会社が目指す方向を理解し共感している
・成長意欲が高い
・後輩の教育で貢献している
・新しい戦略などで率先垂範してきた
・自分のやり方に固執せずに行動変容している
・人をまき込み場をつくる力を持っている
・自分のノウハウを惜しみなく共有してきた
・現場からの信頼感が高い
・同僚の成果を一緒に喜ぶ

営業社員に限らず、営業から信頼されていて、厳しいことも言える女性の営業事務なども候補にしましょう。

選択した理由をしっかり伝えよう

適任者が決まれば、人事からの通達ではなく、できれば社長から、本プロジェクトの会社としての意義、選んだ理由、具体的にどのようなところを評価したのかなどを伝えてください。そのうえで、これを成長の機会と捉えてチャレンジを促すのがいいでしょう。

社内講師が伸ばすスキル

先に書いた通り、はじめから社内講師に多くを求めすぎてはいけませんが、必要に応じて社外トレーニングも検討しましょう。またファシリテーションスキルはワークショップの場まわしに役立ちます。

社内講師に負担をかけすぎない

気づいたら社内講師に丸投げとならないように責任範囲を明確にしましょう。研修内製化では社内講師に負担がかかりぎみです。プロジェクトメンバーは全力で社内講師を支援してください。

講師を任命されて社員が理解するチャンス

社内講師に任命された方は、自分の成長のために最高の機会を得たと考えてください。研修を内製化して一番成長するのは「社内講師」です。アウトプットこそが最高のインプットになるからです。

また将来の設計として「プロ講師」や「人材育成コンサルタント」等も考えられます。社内講師のプロセスを経てプロとして独立した方もおります。(会社にとっては損失ですが、そのような選択肢もあります)

講師育成のプロが運営しているサイトです

本サイトを運営する安宅は、講演研修業界30年で延べ7000件超の企画に携わり、そのプロセスでは数多くの個性的な講師と仕事をともにしてきました。2003年のブログ創成期に「プロ講師で成功する黄金律」を公開して人気ブログになりました。2007年研究所より「プロ講師になる方法」として発刊されました。当時は講師になる系の本やセミナーはほとんどなく「業界初のバイブル」として話題になりました。

そんな安宅が「社内講師」を任命する企業、任命される個人に向けて段階的に情報を提供していきます。

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