外部知見(講師)の活用

【人材開発NET】では「人材開発の内製化」を推奨しておりますが、内製化できれば外部知見が一切必要ないということではありません。内部だけで完結してしまうとスキルの広がりや新しい発想は生まれにくくなります。
外部講師には外部だからこその価値がある
なんらかのビジネスを成功させた経営者の実践に基づく講演は、スキルでは得られない迫力があります。そのような講演のいいところは、講師が様々な苦難を乗り越えた経験を疑似体験できることです。
時には理論に基づいたアカデミックな講義も有用ですし、独自のワークやゲームを用いる研修なども、内製化研修が息詰まったときに導入すれば、新たなスキルや気づきを得ることが出来ます。
もちろん内製化を実行しているプロジェクトにとって新たな教育設計のヒントを得ることが出来ます。

資格や専門知識が必要があるテーマは外部が適切
例えば法律的な課題の場合は、社内講師が経験値で話すのは危険です。またセルフケアやラインケアも専門知識がない社内講師が精神論にしてしまうと問題です。これらに限りませんが専門知識がないと間違った情報を広げてしまうことになります。
外部講師で内製化の隙間を埋める
社員研修の内製化は停滞する時期が来ます。そんなときに外部知見を入れることで、新鮮な学びと同時に社内講師の価値も再認識できます。うまく外部講師を使いましょう。