マインドを揺さぶる研修設計フレーム

マインドを刺激せずにロジックは成り立たない

受講者にわかりやすく伝えるためには工夫が必要です。
ベーシックなフレームはロジカルに整理できますが、マインドを刺激するにはもう一工夫必要です。

GKC

研修プログラムを構築する際は「目指していること」「そのために学ぶこと」「結果、どのような行動をするか」とつながる設計にすると受講者もわかりやすく、講師側も準備がしやすくなります。
そこで紹介するのが「GCK」です。

Goal ゴール設定

「あるべき状態」を示したうえで、本研修での着地点を共有します。
この時、重要なことは研修だけで「あるべき状態」を目指すのでなく、学習したことを行動をすることを前提に研修におけるゴール設定をします。

Know-how 知識 & Knowledge 価値ある情報

中心となるコンテンツでは当該テーマのノウハウ部分になりますが、経験、事例を加えて価値を付加します。

Challenge 変化する & Change 挑戦する

最後に学んだことによって「変えること」「挑戦すること」を表明してもらいましょう。

「GKC」フレームでプロフラムを創る

   

項目

目的

期待する成果

G

はじめに

アイスブレイク
自己紹介
ゴール設定

学ぶ場づくり
相互の緊張緩和

興味関心
笑顔

K

コンテンツ1



問題提起

気づき
健全な危機感

コンテンツ2



対応事例
オプションの提示

知識
マインド

コンテンツ3



自ら考える
グループで共有する

行動変容

C

まとめ

振り返り
メッセージ

学習の定着
変革、挑戦意欲醸成

モチベーションアップ

MORE

講師なら「もっと受講者の心を掴みたい」「もっと説得力あるトークをしたい」「もっとプロ講師として人気を得たい」と考えているでしょう。
しかし、まじめな講師ほど自身の専門領域を追求して、気が付けば受講者はついていけなくなりがちです。


そこで推奨したいのが「MORE」トークです。「MORE」は4つのキーワードの頭文字からとったものであり、英語の「もっと」です。*こちらは順序ではなくコンテンツに加えるスパイスの要素です。

Metaphor 「比喩」

テーマに対して直球のノウハウだけでは響かないことが多々あります。
そのような時は変化球で異なるシチュエーションからの「たとえ話」が効果的です。

Opinion 「意見」

本などで学んだスキルは優れたロジックですが心に刺さらないことがあります。
そのような時は「私はこう思う」という主張が響きます。

Reverse question 「逆質問」

受講者が疑問を感じているときこそ、逆に「あなたはどう思いますか?」の問いを投げます。
その問いにより急激に脳が活性化して優れた解を出すときがあります。それは講師が言うよりも受講者全体を腹落ちさせるますので意図的にキーパーソンに問いを投げましょう。

Experience 「経験」

講師がすべて経験したノウハウだけで話すことは難しいですが、ここぞというノウハウには必ず経験談を加えましょう。ビジネスノウハウであっても経験談は家族とのやりとりでもいいのです。

研修に起承転結は適さない

「起承転結」は研修設計のフレームとしては適当ではありません。とはいえ「ロジカル」だけでも限界があります。そこで「 GKC 」ろ「MORE」を組み合わせるなどで心に響く設計ができます。

【人材開発NET】代表の安宅は講師育成サイトも運営しております。『プロ講師COM』

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